地方移住&子育てでキャリア断絶を悟った日

私のキャリアが壊れたところからの話

0歳児育児と並行して、慣れない在宅ワークをなんとか続けていた頃。
季節が夏から秋へ移る頃になると、頭の中は保活のことでいっぱいになりました。

地方とはいえ、待機児童はいる。
私はフリーランスと名乗れるほど稼げているわけでもなく、
自営業というには、あまりに心許ない状態でした。

さらに、私が住んでいる自治体では、
自営業者は「在宅で子どもを見られる」と見做され、
フルタイム会社員夫婦よりも保育園に落ちやすいのです。

0歳児でも希望の保育園に入れる保証はない。
仮に入れたとしても、
私の収入より保育料のほうが高い

このまま子どもが1歳になっても、
家で世話をしながら、
隙間時間に在宅ワークを続けるしかないのだろうか。

そんなことを、何度も考えていました。


思いがけず見えた「外で働く」可能性

そんなとき、
近所に 0〜3歳までの小規模な企業主導型保育園 が開園する、
という話を耳にしました。

その会社の関係者以外の子どもも、
比較的安価で預かってくれるらしい。

正直、半信半疑でした。
でも、いち早く申し込み、
説明会にも参加し、
書類を揃えて出しました。

そして、春からの入園が決まったとき。

「保育園に入れるなら、
 外でまた仕事を探してもいいかもしれない」

久しぶりに、
そんな気持ちが湧いてきました。


昔のキャリアを、もう一度使えるかもしれないと思った

独身の頃、東京で積んできたキャリア。
それを、もう一度使える場所があるかもしれない。

そう思って、
電車で片道1時間半かかる会社にも応募しました。

通勤時間は長いけれど、
保育園に預けられるなら、なんとかなるかもしれない。

……そう思っていました。


面接にすら、辿り着けなかった

現実は、想像よりずっと冷静でした。

子どもが0歳であること。
病欠に対応できる親族が、近くにいないこと。
時短勤務を希望していること。

通勤時間が長いなら、
時短勤務の中でも、最も短い時間しか働けない

それを伝えた時点で、
話は終わっていました。

「今回は、難しいですね」

面接にすら、辿り着きませんでした。


落ち込んだ。でも、どこかで分かっていた

正直、かなり落ち込みました。

「やっぱり無理なんだな」
「子どもが小さいうちは、戻れないんだな」

でも同時に、
心のどこかで分かってもいました。

これは特別な話ではない。
私の努力が足りないわけでもない。

今の条件では、
 あの頃の働き方は選べない。

それだけのことでした。


キャリアにしがみつくのを、やめた瞬間

その日、私は決めました。

もう、
昔のキャリアにしがみつくのはやめよう。

少しずつだけれど、
在宅ワークでは案件が取れるようになってきていた。

不安定で、心細くて、
とても「安定」とは言えない。

それでも、

在宅ワークで、
せめて保育料以上の収入を得よう。

そう腹を括った瞬間でもありました。


失ったものと、選び直したもの

あの日、
私はキャリアを「失った」のではなく、
一度、手放した のだと思っています。

続けられないと悟ったからこそ、
別の形で、
細くでも続ける選択をした。

この選択が正しかったのかは、
今でも分かりません。

でも、
完全にゼロになる道は選ばなかった。

それだけは、
今の私を支えてくれています。


キャリアを手放しても、人生は終わらない

次回は、

👉 保育園入園!在宅ワークは楽にならなかった話
👉 子育てママの在宅ワーク 案件獲得ロードマップ

このあたりを書こうと思います。

キャリアは、
一度止まると、簡単には元に戻りません。

でも、
止まったままじゃなく、
形を変えて動き続けることはできる。

その話を、続けます。

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