「在宅ワークなら、何かしら仕事はあるだろう」と思っていた
子どもが生後3ヶ月を過ぎた頃、
私は初心者ながら在宅ワークに挑戦し始めました。
外で働く体力はない。
保育園に預ける予定もない。
それでも、社会と完全に切れてしまうのが怖かった。
正直に言うと、そのときはこう思っていました。
「初心者でも、やる気があれば何かしら仕事は取れるんじゃないか」
今振り返ると、かなり甘かったと思います。
最初につまずいたのは「案件が取れない」ことだった
手探りで在宅ワークを始めて、最初にぶつかった壁。
それは 時間管理でも、スキル不足でもなく、
そもそも案件が取れない という現実でした。
クラウドソーシングに登録し、
初心者OKと書かれた案件にいくつも応募しました。
でも、
- 返信が来ない
- テンプレの不採用メール
- そもそも既に募集終了
そんなことの繰り返し。
「初心者歓迎」
「未経験OK」
その言葉を、当時はかなり真に受けていました。
「初心者歓迎=簡単に受かる」ではなかった
あとから分かったことですが、
初心者歓迎=競争相手が多い
という意味でもあります。
実績ゼロ、評価ゼロ、プロフィールも薄い状態では、
同じ条件の人が何十人、時には百人以上います。
その中で選ばれる理由が、
当時の私にはありませんでした。
- 東京のIT企業で働いていた
- 事務経験がある
- 真面目にやります
…今思うと、
それ、誰でも書いている内容 でした。
「好き」「興味がある」だけでは選ばれない
当時のプロフィールには、こんなことも書いていました。
- 動物が好きです
- 文章を書くのが好きです
- コツコツ作業できます
でも、これでは選ばれません。
なぜなら、
「それで、どんな記事が書ける人なのか」が見えないから。
例えば、同じ「動物が好き」でも、
幼いころから犬やシマリス、インコに囲まれて育ち、
一人暮らしでも工夫して犬を飼っていました。
若い頃に、自分の犬のために参考になればと
ドッグライフカウンセラーの資格を取ったことがあります。
ここまで具体的だと、
「この人なら、こういう記事が書けそう」と想像できます。
在宅ワークでは、
スキルより「使い道が想像できるか」 が重要でした。
子育て中だからこそ、見られていたポイント
もうひとつ、当時気づいていなかったことがあります。
それは、
子育て中であること自体が、リスクとして見られる場合もある
という現実です。
- 急に休むのでは?
- 納期を守れないのでは?
- 長く続かないのでは?
書かれてはいませんが、
選ぶ側がそう考えるのは自然だと思います。
事実、子どもが0歳で家にいるのだから、ただでさえ目が離せません。
30分以上、集中して作業することも困難でした。
細切れ睡眠がつづいて、いつも寝不足です。
そんな状態の人に、わざわざ仕事を任せようと思うでしょうか。
だからこそ、
「できます」「頑張ります」だけでは足りなかった。
最初の教訓:「取れないのは、能力不足だけじゃない」
この時期に、私は一度かなり落ち込みました。
「やっぱり無理なのかな」
「子どもが小さいうちは、働くべきじゃないのかな」
でも今なら、はっきり言えます。
最初に案件が取れないのは、珍しいことではない。
むしろ、ほとんどの人がここでつまずきます。
問題は、
- 自分をどう説明すればいいか分からない
- 何が評価されるのか知らない
- 「初心者向け」の言葉を信じすぎてしまう
その状態で、いきなり成果を出すのは難しい。
それでも、ここでやめなかった理由
それでも私が在宅ワークをやめなかったのは、
- 母が、パートでもキャリアを切らさず家計を支えていたこと
- 離婚という局面で、その「働き続けていた経験」が母の支えになっていたこと
- 夫婦どちらかが働けなくなったとき、
最大の保険は「もう一人も働ける状態」でいることだと思っているから
完璧じゃなくていい。
稼げなくてもいい。
「完全にゼロにしない」ことだけは、やめたくなかった。
次にやったこと
このあと私は、
「とにかく数を打つ」やり方をやめました。
代わりにやったのは、
- 自分の経験の棚卸し
- 「どんな記事が書ける人か」を具体化すること
- 子育て中でも続けられる案件の見極め
次回の記事では、
👉 地方移住&子育てでキャリア断絶を悟った日
👉 子育てママの在宅ワーク 案件獲得ロードマップ
このあたりを、
実例ベースで書いていきます。
まとめ
在宅ワークは、
始める前に思っていたよりずっと厳しかったです。
でも、
- 取れなかったのは、才能がないからではない
- 最初につまずくのは、ほぼ全員通る道
そう分かってから、
少しずつ視界が開けていきました。
うまくいっていない時期こそ、
「やめどき」ではなく
「やり方を変えるタイミング」なのかもしれません。


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